陰毛付近から強烈な痒み!毛じらみってどんな病気?対処法は?

デリケートゾーン一帯に痒みを感じるイメージ

ある日、突然、陰部、陰毛付近に猛烈なかゆみを感じたり、陰毛にフケのようなものを見かけるようになったら、その症状は毛じらみ症(ケジラミ)かもしれません。

毛じらみ症とは?

毛じらみ

 
毛じらみは、成虫で体長1~2㎜。主に人間の陰毛に寄生し、皮膚から吸血してかゆみや湿疹をもたらす吸血昆虫の一種です。

日本では、戦時中に毛じらみが大流行し、子供から大人まで大変苦しめられた過去や、古くは平安時代などにも、当時の人々が毛じらみによって苦しめられたとされる文献も残っており、日本人が長い間苦しめられてきた害虫の一種です。頭部に寄生するアタマジラミや被服に寄生するコロモジラミとは種類が異なり、体長は半分ほど。胴回りが太く、丸みをおびた形をしています。胴体から突きだした頭部には触覚もあります。昆虫に分類されるため小さな足もあります。遠目には白く見え、よく明るいところで観察すると、若干、茶系色に見えることもあります。

感染するとどんな症状が出る?

毛じらみ症に感染すると、数週間~1ヶ月程度の潜伏期間を経て、突如、激しいかゆみが陰部の表面に現れます。痒さの程度は、ムズムズ、ゾワゾワ。掻きむしらずにはいられないほどの”痒さ”であると例えられるほどです。毛じらみ自体、肉眼でも確認することができますが、フケなどと見間違え、かゆみを感じるまでその存在に気づかないケースも多いと言われています。

 
性交渉後、数日以内の日が浅いうちに、陰毛付近にフケのようなものを見かけたとき場合には、無視せず、一度そのフケのようなものをよく観察してみましょう。
 

感染のルートは?

毛じらみは、性行為によって陰毛が直接、触れ合うことで感染するほか、下着や着衣、タオルなどの肌に触れるもの(女性器に触れる可能性のあるもの)すべてが感染源となり得る病気です。

解説する女性ドクター01

 
カップルの片方、彼氏、彼女いずれかが感染したらパートナーも感染が疑われます。言いにくい話ですが勇気を出して症状を告白し、一緒に完治を目指しましょう。
 

対処の方法は?

毛じらみの治療は、市販の対策用品が充実し、自分で対処できる時代になりました。まずは自分でできる対処法について考えてみましょう。

1,剃毛する

患部である陰毛全体を一度、すべて剃って剃毛することで、毛じらみの活動できるエリアをなくすことからはじめましょう。一部分残したり、すべて剃ってしまうことを躊躇してしまうと、駆除できなくなる可能性があるので、まずは全て剃ってしまうことをおすすめします。

2,対策用の薬用シャンプーで駆除

毛じらみ駆除を目的として開発された専用シャンプーを使って毛じらみを殺す対策を行います。一般的なのはダンヘルスケア社から市販されている【第2類医薬品】スミスリンLシャンプータイプ 80mLなどが有名です。

3,衣類や寝具を加熱殺菌

衣服や寝具を洗うのですが、大事なポイントは洗った後です。強い日差しで天日干ししたり、アイロンがけをしたり、乾燥機に入れるのもおすすめです。高温の状況下で毛じらみを完全駆除することが重要です。

4,病院で診察も受ける

剃毛後、シャンプーまで自分で行ったとしても、卵の存在を見逃している場合や、またどこか、見落としているところから寄生されて再発する恐れもあります。対処後、1か月以内に一度診察を受けるか、症状が改善されない段階で早めに医師に相談をしましょう。また、症状のある本人だけが診察を受けるのではなく、一緒に暮らす家族やパートナーも一緒に診察を受けることをお勧めします。

男性は何科?
皮膚科、泌尿器科、性病クリニックなど

女性は何科?
皮膚科、産婦人科、性病クリニックなど

 
毛じらみ症は治る病気ですが、楽観視せず、完全に治るまで経過観察しながら症状と向き合いましょう。
 

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